

彫金机の前で考える、当たり前だけど大切なこと
最近、ふと自分の働き方や、周りの人との関わり方について考えることがあります。 手と記憶に染み込んだ経験を頼りに、無駄な試行錯誤すらも楽しみながら、ただ「もっと良いものを作りたい」という思いで机に向かう時間は、とても居心地が良いものです。一人での作業は、ふと思いついた変更も自由ですし、失敗しても誰にも迷惑をかけず、すべて自分の責任で完結できます。 でも、ふと立ち止まって考えてしまうんです。 誰かと一緒に動くときや、家族と過ごす日常のなかで、私はうまく「共同作業」ができているだろうか、と。 人と一緒に何かをする時、一人仕事の感覚のまま「こっちの方が良さそうだから」と安易に計画を変えてしまったら、それはただの身勝手になってしまいますよね。誰かに何かをお願いする時も、相手の立場をちゃんと思い描けていただろうか。無茶な頼み方をして困らせていなかっただろうか。 年齢を重ねて、少し疲れがたまりやすくなったり、なんだか気が短くなっているような自分の姿にハッとして、後悔することも増えた気がします。 ものづくりにおいて「こだわり」を持つことは大切なことですが、それが




















