

デザインフェスタvol.63、ありがとうございました! — アトリエちぃぷぅの出展レポート
先日開催された「デザインフェスタvol.63」にて、アトリエちぃぷぅのブースへお越しくださった皆様、そして作品を手に取ってくださった皆様、本当にありがとうございました! 5月開催のデザフェスへの出展は今回が初めてでしたが、とても楽しく、充実した2日間となりました。今回は、ブースでの工夫や当日の様子を少しだけ振り返りたいと思います。 今回のブース作りについて 今回はSブースという限られたスペースでの出展でしたが、限られた中で「どうすれば見やすく、手に取っていただけるか」を考え、工夫を凝らしました。 「猫モチーフ」の視認性: テーブルにポールを立て、遠くからでも「猫モチーフの作品がある!」と一目でわかるように布を掲げました。 ディスプレイの高さ: 実は、もう少し高さのあるディスプレイにしようかと迷ったのですが、今回は「お客様とたくさんお話ししたい!」という思いから、あえて低めのディスプレイにしてみました。 このディスプレイ、いかがでしたでしょうか?もし「もっとこうした方が見やすい」「ここはもっとこうしてほしい」といったご意見がありましたら、ぜひコメン


「アトリエちぃぷぅ」のはじまりの物語
私たちのブランド名「アトリエちぃぷぅ」。 少し不思議で、どこか響きが可愛らしいこの名前には、実は一匹の猫との大切な出会いが込められています。 物語のはじまりは、2011年。 ある日、家の庭に迷い込んできた一匹の小さな子猫を保護したことがきっかけでした。 その子は本当に体が小さく、そして少し不思議な見た目をしていました。 しっぽの途中にケガを負っていたせいか、先っぽの方にしか毛が生えていなかったのです。 その姿が、まるでトリミングされたプードルのようだったことから、私たちはその子を「小さなプードル」、略して「ちぃぷぅ」と名付け、家族として迎えることにしました。 ちぃぷぅが運んできてくれたのは、賑やかで幸せな毎日だけではありませんでした。 ちぃぷぅとの生活 ちぃぷぅとの生活が始まると、私たちはその愛くるしい仕草や、猫という生き物が持つ独特のしなやかさ、そして何気ない瞬間に見せる愛らしさに、すっかり魅了されてしまいました。 もともとジュエリー制作に携わっていた私たちですが、日々猫と触れ合い、その温もりに癒やされるなかで、「この愛しさを、ず


うずまきシッポ
新作の制作中やデザインを練っているとき、ふと「なぜこの形に惹かれるのか」を深掘りすることがあります。 今回は、最近形にした『うずまきシッポ』という作品ができるまでについてです。 「輪廻転生」という言葉から始まったデザイン もともと、私は「輪廻転生」という言葉に強く惹かれてきました。 猫ちゃんのくるんと丸まった「うずまきしっぽ」 その愛らしいフォルムを、魂が巡る「輪廻」に見立ててデザインしました。 苦しみの連鎖を、愛の誓いに変えて 仏教において「輪廻」という言葉は、本来「逃れられない苦しみの連鎖」を指す、少し重い意味を持つ言葉です。生と死を繰り返すことは、過酷な巡り合わせの象徴でもあります。 けれど、逆に「もしその巡り合わせがずっと続いていくのなら、何度生まれ変わったとしても、必ずあなたを見つけ出したい」 逃れられない運命を嘆くのではなく、その運命を味方につけて、何度でも愛する存在と再会する。 この一巻きの曲線には、そんな覚悟にも似た、時を超えて続く愛の誓いを込めています。 「何度生まれ変わっても、君のそばに。」 「うずまきシッポ」を身に纏うとき、


一点ものについて
今日は、アトリエちぃぷぅが大切にしている「一点もの」という考え方について、少しゆっくりとお話しさせてください。 世界にたったひとつ、という物語 私たちがジュエリーを仕立てる時、いつも心にあるのは「世界でたったひとつの作品を届けたい」という願いです。 アトリエでは、waxを削ったり、地金を叩いたり、一刻一刻とタガネで模様を刻んだり、シルクのような繊細なテクスチャーを施したりしています。たとえ同じモチーフであっても、その時の手の加減や、合わせる天然石の表情によって、仕上がりは少しずつ異なります。 それは、機械で作る均一な美しさとは違う、「その瞬間にしか生まれない体温」のようなものかもしれません。 「一期一会」の出会いが生む価値 私たちの作品を手に取ってくださるお客様との出会いもまた、かけがえのない「一期一会」だと感じています。 ふと目が合った瞬間に心が動いたり、身につけた時に「あ、これは自分のためのものだ」と感じていただけたり……。そんな運命的な出会いを通じて、作品はお客様の一部になっていきます。 「世界にこれひとつしかない」という事実は、持ち主の方




















