一点ものについて
- 6 日前
- 読了時間: 3分
今日は、アトリエちぃぷぅが大切にしている「一点もの」という考え方について、少しゆっくりとお話しさせてください。
世界にたったひとつ、という物語
私たちがジュエリーを仕立てる時、いつも心にあるのは「世界でたったひとつの作品を届けたい」という願いです。
アトリエでは、waxを削ったり、地金を叩いたり、一刻一刻とタガネで模様を刻んだり、シルクのような繊細なテクスチャーを施したりしています。たとえ同じモチーフであっても、その時の手の加減や、合わせる天然石の表情によって、仕上がりは少しずつ異なります。
それは、機械で作る均一な美しさとは違う、「その瞬間にしか生まれない体温」のようなものかもしれません。
「一期一会」の出会いが生む価値
私たちの作品を手に取ってくださるお客様との出会いもまた、かけがえのない「一期一会」だと感じています。
ふと目が合った瞬間に心が動いたり、身につけた時に「あ、これは自分のためのものだ」と感じていただけたり……。そんな運命的な出会いを通じて、作品はお客様の一部になっていきます。
「世界にこれひとつしかない」という事実は、持ち主の方にとっての特別な付加価値となり、日々の暮らしにささやかな誇りや癒やしを添えてくれると信じています。
「同じものが欲しい」というお声に寄り添って
展示会やSNSなどで、「以前見たあの子(作品)と同じものが欲しい」「再販の予定はありますか?」と、温かなお問い合わせをいただくことがよくあります。私たちの感性に共感していただけることは、作り手としてこれ以上ない喜びです。
ただ、アトリエちぃぷぅの一点ものは、あえて「型」をとらずに製作しています。
型がないということは、同じものを量産することができません。もし、似たデザインで新たにお作りする場合は、再びゼロからデザインを微調整し、素材を削り出し、石を選び直す「フルオーダー」というかたちでお引き受けしています。
そのため、どうしても既製品よりもお値段が高くなってしまいますが、それは「あなただけのために、もう一度新しい命を吹き込む時間と工程」を大切にしたいからこその選択です。
ひとつだけの輝きを、お手元に
全く同じものは作れませんが、デザインを少し変えて、今のあなたに一番似合う「新しい一点もの」をご提案することは可能です。
「あのデザインが好きだったけれど、自分ならこうしたい」 「この石を使って、自分だけのお守りを作りたい」
そんな想いがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
一点ものという世界観は、少し贅沢で、とてもロマンチックなものです。 これからも、皆さまにとっての「運命の出会い」となるような、心温まるジュエリーを一つひとつ丁寧に紡いでいきたいと思います。
今日も、皆様にとって穏やかな一日になりますように。



































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