多頭飼いについて思うこと
- 3 日前
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アトリエでの制作中、ふと足元を見ると誰かが丸まっていたり、作業の合間に喉を鳴らす音が聞こえてきたり。
我が家には現在、4匹の猫と、1匹の秋田犬がいます。
この子たちと暮らす毎日はとても賑やかで愛おしいものですが、同時に「命を預かる」という責任の重さを、肌で感じる日々でもあります。
よく「猫はマイペースだから多頭飼いしやすい」なんて言われることもありますが、実際に暮らしてみると全くそんなことはありませんよね。
甘えん坊な子、静かに見守ってほしい子、常に「かまって!」とアピールしてくる子。性格はみんなバラバラです。一人ひとりの体調に目を配り、それぞれの心の声に耳を傾けていると、一日はあっという間に過ぎていきます。
正直にお話しすると、私たち夫婦と、この子たち。犬・猫・人間がみんな等しく「幸せだな」と感じながら、質の高い時間を共有できるのは、今のこの人数(頭数)が限界かな、と感じています。
多頭飼いをしていると、時に「たくさん飼っていてすごいですね」と言われることがあります。けれど、私はたくさん飼っているから偉いとか、一匹だから寂しいとか、そんな風には思いません。
大切なのは、「今、目の前にいる子にどれだけの愛情を注げているか」。
世の中には、もっとたくさんの家族を幸せにできるキャパシティを持っている方もいれば、一匹の子と濃密に向き合うスタイルが一番幸せだという方もいます。それは、どれが良い悪いという話ではなく、それぞれの家庭が導き出した「責任の形」なのだと思うのです。
雑司ヶ谷のショップに立っていると、お客様から「猫ちゃんは大好きだけれど、最後まで責任を持てる自信がまだなくて……」というお話を伺うことがあります。
私はその言葉を聞くたびに、なんて誠実で素晴らしい考え方だろう、と胸が熱くなります。 自分の環境やライフスタイルを冷静に見つめ、命に対して臆病になれるのは、それだけその動物を大切に思っている証拠だと思うからです。
憧れだけで突き進むのではなく、「その子の幸せ」を第一に考えて悩むこと。それもまた、立派な愛情のひとつではないでしょうか。
結局のところ、多頭飼いという選択に正解も不正解もありません。
ただひとつ言えるのは、何匹であっても、その子がその子らしく、安心できる環境を守り続けること。
それが、私たち飼い主に課せられた唯一の、そして最大の使命だということです。
賑やかな我が家のリビングを見渡しながら、今日もそんなことを考えています。
みなさんは動物との向き合い方や、自分にとっての『幸せなバランス』について、どう感じていらっしゃいますか?



































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