仕上げで地金が減る?
前回は結婚指輪のリペア仕上げについて紹介しました。
ここでもう一つ、仕上がりの他に気になることがあると思います。
指輪の重さの変化です。
仕上げは指輪を細かく削ってキズを取ります。
ということは、地金が減ります。
せっかくの金やプラチナが減ってしまうのは嫌だというひとは多いと思います。
では、どのくらい減るものなのでしょうか。
前回のブログで仕上げをした結婚指輪から実際に測ってみました。
まずは、全てのキズを削って新品に近い鏡面仕上げしたメンズから見てみましょう。
仕上げ前は5.895グラムから、仕上げ後は5.785グラムに減りました。
つまり、0.11グラム減りました。
次に、キズをのこした軽仕上げのレディースを見てみましょう。
仕上げ前は5.069グラムから、仕上げ後は5.049グラムに減りました。
つまり、0.02グラム減りました。
今回の結果では、新品に近い鏡面仕上げはキズをのこした軽仕上げより約6倍近い重量の地金がなくなりました。
深いキズを取り除くということは、それだけ地金を削り取るということですね。
この結果は、あくまでも参考値です。
指輪のデザインや状態、使用する道具によって大きく変わるということを忘れてはなりません。
指輪のリペア仕上げを依頼すると必ず地金は減ります。
その減り方は仕上げの程度によって大きく変わります。
どうしても気になる場合は、きちんとショップに相談することをお勧めします。
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