ゴム型と量産
同じデザインのアクセサリーを大量に作りたい。
そんなときは、ゴム型を使います。
これがゴム型です。
開きます。
中をよく見ると、猫の形をした空洞があります。
ここに溶けたワックスを流し込み、複製します。
ゴム型の作り方は、別の機会で紹介します。
ワックスを流し込む装置がこちら。
『ワックスポット』といいます。
下の青いところからノズルのようなものが飛び出しています。
ここから溶けたワックスが噴射されます。
上蓋を開けると、中には溶けたワックスが入っています。約100度くらいです。
蓋を閉めたら、圧縮ポンプを使って内部の気圧を約1MPaまで上げます。
ノズルにゴム型を押し当て、一気にワックスを流し込みます。
内部の気圧で溶けたワックスが飛び出す仕組みです。
ゴム型を少し冷まして中を開けると、
こうなります。
原型との比較です。
見た目にはあまり変わりませんが、少し小さくなります。
この後、鋳造するとさらに小さくなります。